女子大学生が日常生活と英語学習を両立させていく悪戦苦闘(笑)を赤裸々に書き連ねる「Marikoの英語勉強帖」。今回は英語を実践的に使う環境に自らを投じてみた話を書きます。夏休みだもの!こんな変わり種もアリ!?
スマホでオンラインゲームを始めてみた件
実習や生活で少々ストレスが溜まることがありまして、気軽に楽しめるごく普通の、外国製のオンラインゲームをインストールしました。ゲーム自体や他プレーヤーに少しでも不満があればすぐ辞めちゃう予定でしたが、ゲーム自体がある程度は面白く、関わりのあるプレーヤーさん達が親切な人が多くて、インストールして1カ月くらい経ちました。
英語学習と繋がるなんて全く思っていなかったのですが、現在は7割ほど英語の勉強を意識して使っているという…。
ゲーム内での英語事情
私が始めたゲームは「自分の基地があって、ある程度の人数でチームを組んで、敵チームやCPキャラクターやイベントを勝ち抜きつつ自分の基地を大きくしていく」という、外国製の、よくある(笑)タイプです。
チームは約100人所属していて、サーバーの都合上日本人が多いのですが、外国人も何人か所属している状態です。一応なけなしの「翻訳機能」はついていますが、「なけなし」なので、意味不明な文章に翻訳されてしまうこともしばしばです。
1カ月プレーして感じたことをいくつかあげさせていただくと…。
- 意外と日本人プレーヤーに英語へ翻訳する!というスキルとガッツを同時に満たす人が少ない。
- 日本人が多いから、とチーム内のチャットで大事なお知らせを流すと、外国人プレーヤーにはそもそもどれが大事なお知らせなのかが分からないため、結果的にトラブルを起こしてしまうことがある。
- 外国人プレーヤーに英語で呼びかけをすると(国籍関係なく)すごく喜ばれることが多い。
ということで、実は「(少なくとも)英語ができる日本人プレーヤーはこの手のゲーム内で活躍できることが多い」ということに気づきました。
私のチームには一人、多言語が翻訳できる日本人プレーヤーさんがいらっしゃるのですが、最近はその人のお手伝いとして、大事な変更点を英語で全体にメールしたり、トラブルを起こした外国人プレーヤーさんへ個別でチャットをしたりしています。今回オンラインゲームで英語学習になるのか?という観点で今回の取り組みを見直してみました。
オンラインゲームでの英語学習は可能か?~良い点編~
オンラインゲームに参加している方は全員が英語圏というわけではありませんから、難しすぎる英語を使ったところでどこまで伝わるかは未知数です。また、チャット形式だと「会話」に近いので、あまり間隔を空けるのもテンポとしてよくありません。したがって、自然に自分の表現の「無駄」が省けます。長すぎる文章やレア過ぎる意味の単語は誤解を生むことだってありますからね…。
相手の表現も堅いものからスラングまで様々で、ある意味リアルです。相手の言っていることがよく分からなかった時は「こういうことが言いたいのか?」と自分で改めて書き換えをした文章を送って確かめてもらうこともあります。そういった意味では「通じる英文」を無料でやり取りしているとも言えるので、お得かもしれません(笑)
よく使う表現も一定数あるので、何度も使ううちに英熟語や英単語をストレスなく覚えることもできました。
オンラインゲームでの英語学習は可能か?~悪い点編~
私はたまたま出会った、多言語を扱える先輩プレーヤーに分からない表現があったら聞くことができますが、そういう環境がどのゲーム環境にもあるか?と言われると難しいような気もします。
また、私は過激派ではないので自分のことではないですが、プレーヤーの中にはお互い言ってはいけないようなこと(政治宗教云々)を持ち出して全体メンバー用のチャットで喧嘩をするようなプレーヤーも一定数いるので、巻き込まれないように注意することが必要です。
まとめ
思わぬ副産物、という感じで私はこのオンラインゲームで英語学習を楽しんでいます。言語ができる、ということでチームでの役職もつきました(笑)英語学習を一定期間積んだ人ならおそらく翻訳者としてもゲームに貢献しつつ学習できるように感じました。こういう使い方をしてもいいんだよ!という一つの提案として受け取ってくださると嬉しいです。
先月の勉強成果と課題点
成果
- TEDの視聴はほぼ習慣化した。
- 1日1DUO1sectionは定着した。
- 医学英語論文のabstractを14個制覇!
課題点
- DUOのwriting練習と2sectionに増やせるかどうか?
- 前月よりも医学英語論文をたくさん読む。
- オモシロ系医学論文も読んでみたい。