女子大学生が日常生活と英語学習を両立させていく悪戦苦闘(笑)を赤裸々に書き連ねる「Marikoの英語勉強帖」。今月は書店の洋書フェアに遭遇した話を書こうと思います。
あまり洋書を使った勉強には手を出してこなかった受験生時代
受験生の頃の私は洋書を英語学習に利用することはほとんどありませんでした。理由としてはいくつかあってのことでした。
まず、私は高校では理系を選択し、理系の学部を受検したので、入学試験の長文読解に英語の小説が出てくるという事例にはほとんど立ち会うことはないだろうと思ったからです。理系学部なら理系の内容をテーマにした堅い論文調のものの読み取りができる学生を欲しいと思うだろうし、仮に出題されるとしてもセンター試験(もうすぐこの言葉も死語となるのでしょうが…)ですが、そうだとしても、学校や塾の授業や課題にたまに出てくる英文小説レベルが正しく読解できていれば支障にはならないと判断していました。
また、読んだところで、ただ洋書を楽しむためだけに、その読解を「正しい」と判断してくれる人材を探しキープする、というのもなあ…、と思っていましたし、そもそも他の科目の勉強の時間を確保する必要もありました。
そういう訳で自分の中で「洋書を読んで英語の勉強をする」という項目の優先順位は極めて低く、積極的にやってこなかったことでもありました。
受験が終わっても「洋書にしっくりこない症候群」
受験終了後、洋書コーナーに立ち寄ることは時々あったのですが、あまりにも馴染みがなかったせいか、悲しいことにこれがどうしても読みたい!という気持ちになかなかなれず、かといって、活字や英文自体は好きなので悶々とした気持ちを抱えていました。私の中で小説を読むという行為はストレス発散の意味もあり、感情移入できるキャラクターにがっつり移入して(笑)、ガーッと一気に読み切る!というスタイルなので、日本語の方がどうしても効率良く感じてしまうのだと思います…。英文だとちょっと単語の意味や類語の存在が気になったり、文型が気になるから文章を抜き出して考察したりなど、どうしても「感情移入」から脱線しがちなので…。まだまだ初心者マークを外せません(泣)
書店で出会った「a very short introduction」シリーズ
おそらく私が知らなかっただけで、実際はすごく有名なのだと思いますが、先日のフェアで遭遇したのはOxford University Pressが出版している「a very short introduction」シリーズです。
内容の文体は論文ほど堅くないけどエッセイほど崩れてはいなくて、内容は学術的なもの、といった感じです。さまざまな学問の「入門」が一冊にまとまった本で、驚くほどたくさん種類があります。あまりにもたくさんあるので、適当に1番最初に本棚から抜いたら「MAGIC」でした…。ちなみに最初に買ったのは「GENIUS」です(笑)
色んな天才が出てきて楽しいです。
1冊自体も軽くて薄めなのでちょっとした持ち運びもストレスがありませんし、見た目が鮮やかでかっこいいので、何冊か買って並べると本棚もかっこよくなります(笑)
最近は授業の都合もあり、一人で昼食をとることが多いので、その時に流し読みをするようになりました。どうしても気になった単語や文章があったらマーカーで線を引いて後で調べるようにしています。堅い文章が好みであり馴染みがあった私にはかなりツボでしたし、わざと難解に書いている感じも見受けられないので、そのテーマに疎くても文法が分かっていればついていくことができるように感じました。
もし、洋書選びで困っている人がいたらおすすめしたいシリーズなので、もし見かけたら手に取ってほしいと思います。
昨今の自習記録
- TEDの視聴は継続中であるが、要約などのアウトプットができるようになりたい。
- DUO3.0に関しては一度、1日で一周という負荷をかけてみて、自分がわかっていないところを炙り出す作業をしてもいいと思われる。
- このところ大学の授業が立て込んでいるので、「疲れている人が英語の学習をする際に気を付けたいこと」を自らの日々から見出したいと思っている。