質問
小さい子供対象のものから大人対象のものまで、色んな英語教材が販売されています。
今この世の中には、様々な企業から英語教材が販売されていますが、一体どれが一番良いのか分かりません。どの教材も良いことは書いていますが、実際にその教材でどのくらい英会話が上達するのか、本当に覚えられるのかが分かりません。
教材を使っている人の声やコメントが載っていたりしますが、どうしても信じることができません。何を基準にして英語の教材を選ぶべきでしょうか?
回答(諏訪部麻里子)
目指していること・勉強スタイル・意欲がポイントだと思います。
たくさんの教材がありすぎて混乱してしまうのは自然なことです。最近では「手に取らずに」その使用者の感想も覗き見できるようになって、目にする情報量が多すぎる気もします。
ただ、どの教材にも共通して言えることがあるとすれば「使わないと自分の身につかない」ということだと思います。子供向け教材でも色んなアプローチをしてやり込めば自分の実力養成に繋がる一方で、名著と呼ばれる教材も買っただけでは宝の持ち腐れです。
したがって、「自分がこれを買って使うかどうか」が大切になってくると私は思っています。私が教材を新たに購入する上で特に重要視するポイントは下の通りです。
1. 目指していること…資格取得や目標得点、どのスキルをどの程度のレベルまで引き上げたいのか、単に練習教材を探しているのかetc
2. ライフスタイル…忙しいのでCDや音声データ付きがいい、すぐに書き込めるものがいい、コピーして勉強したい、コンパクトサイズがいいetc
3. 意欲…自分のレベルを過大評価しすぎて難しすぎることに挑戦していないか、自宅に似たような教材があって挫折していないか、本当にこの教材をやりたいのかetc
「本当に使う余裕が今の自分にあるのか」を考えながら教材を選びます。コメントも投稿者が詳しく分析されていれば参考にすることがありますが、一番大事なのは「今の自分に合っていて必要かどうか」だと思っています。
回答(neco_user)
たとえば、ネット上の英語学習関係のサイトを見ると「おすすめランキング!」といって通信販売の高額教材に誘導しているような不届きなサイトがあります。
これは「アフィリエイト・プログラム」といって、そのリンクから商品を購入すると広告費がサイトオーナーに支払われるという仕組みです。
高額教材の場合、その報酬も高額となっており、不届きなサイトオーナーの場合、書店で販売されている学習書には一切言及しないで、あたかも通販の高額教材がすべてであるかのように振舞っています。
通販やTVで販売されている教材は誇大広告だらけで、英語の勉強などしたこともないような、いわゆる「情報弱者」をカモにしています。決して信用してはいけません。
書店にある2000円前後の学習書は、Z会や旺文社、アルク、ジャパンタイムズ社など、名のある出版社が制作しているものがほとんどで信用できます。英語学習は、このような本で地道に音読やリスニングをしていくのが一番です。
悪徳業者のうまい話に騙されないように注意しましょう。