質問内容
私はリスニングが苦手です。TOEICは570点程度で、そのうちリスニングの点数は1/3程度です。そのため、仕事で海外の方と係わる機会がたまにあって英語で簡単な会話をするのですが、なかなか聞き取れず苦労しています。
仕事での英会話は必須ではないのですが、できた方が望ましいですし、自分のキャリアアップのためにもリスニング能力を少しでもアップさせたいと思っています。そこでネットで「NHK ニュースで英会話」というサイトの動画を視聴し、聞き取った英語をノートに書く、というトレーニングを実施しています。
しかし、半年程続けているのですが一向に前進しているような気がしません。半年ほどでは成果が出にくいのか、勉強法が良くないのか自分では分からないため、この方法で問題ないか、他に効率の良い方法があるか、教えて頂きたいと思います。
回答(Tomomi)
「NHK ニュースで英会話」で流れる英語を聴きとってノートに書き出すというのは、リスニングの勉強として1つの良い方法だと思います。気になるのは、書き出した後にどうしているかです。
もし、書き出しただけで終わっているとしたら、英語が聴き取れなかったと気づくだけで、リスニング力を伸ばすことにはつながりません。書き出した後に、英文スクリプトがあるなら、それと照らし合わせてどれだけ聞き取れたのか、聞き取れなかった部分はどこなのか確認してください。その後、もう一度動画を見て、最初よりも聞き取れるようになったかどうかみます。
リスニングの題材として「NHK ニュース英会話」はとても良いので、ぜひ続けてください。リスニング力というのは、なかなか伸びていると実感しない期間が続きます。あるとき、ふと、たくさん聞き取れるようになったという瞬間が訪れます。できれば毎日勉強してください。努力なしではリスニングも英語力も伸びません。
回答(neco_user)
このサイトの動画は『NHK NEWSLINE』の英語ニュースを素材としているようですね。
実際のサイトでスクリプトをチェックしましたが、TOEIC570点でこの題材だと不明な語彙も多く、若干早いかなという気もします。中級手前の参考書でボキャビル+リスニングをしてから、このサイトの動画を利用されると効果的なのではないでしょうか。
中級手前の参考書では、以下のような本が適切です。
『速読速聴・英単語 Daily 1500』:
もしこれが簡単であれば、次の『速読速聴・英単語 Core 1900』を利用しましょう。『Core 1900』をこなせるようになれば、ニュース英語でもかなり理解しやすくなっているはずです。
学習方法として英文の書き取り(ディクテーション)を行っているのは間違っていません。できれば書き取った英文や元の原稿を音読したり、再度動画を何度も試聴するなどして、英文自体を覚えるようにしましょう。完全に覚えなくてもよいですが、一文でも二文でも記憶に残していきましょう。
注意すべきことは、無理やり暗記しないということです。「繰り返し」により自然に記憶に残すことを念頭に学習を続けてください。