女子大学生が日常生活と英語学習を両立させていく悪戦苦闘(笑)を赤裸々に書き連ねる「Marikoの英語勉強帖」。今回は英語学習を始めるにあたって、学習計画を立てる時に私が気を付けていることを紹介します。
大学合格!…さて、それで??
私が英語を一生懸命やってきた大きなモチベーションの1つとして「大学に合格すること」だった訳ですが、大学合格を手にしてしまうとそれで英語とサヨナラするのも寂しすぎるものがあります。
私の場合は大学合格がきっかけでしたが、皆さんも「どうやって次のライフステージと英語を結びつけるか」ということで悩むこともあると思います。
そんな時は、「英語が(今よりも)出来るようになったらどうなりたいか・何がしたいか」ということをひたすら書き出してみることから始めてみましょう。
どれくらい時間がかかるか、お金がかかるか(現時点で現実的かどうかという意味で)、ということはとりあえず置いておいて、心がワクワクするような理想をたくさん挙げてみることがポイントです。
自分がなりたい姿を明確にイメージすることがモチベーションにもなりますし、計画もより具体的に立てやすくなります。
英語の勉強といっても「読む」「書く」「話す」「聞く」の分野をどうバランスをとって勉強していくかはその人の求める方向性によって違いますし、選択する勉強法も違ってきてしまいますからね。
今までやってきた勉強とやってみたい勉強を見直すべし
ところで、今までやってきた勉強内容は完璧でしょうか?
やってみたい勉強があったとしても、今までの勉強内容で忘れたことや分かりにくかったこともあると思います。
また、「昔覚えていたけど忘れてしまった英単語」なんてものもあるでしょう。頑張りすぎていきなりを全て新しい教材や方法を試してしまうと挫折してしまうこともあります。
理想像を固めそのために新しい教材や方法を選べた人は、今まで使っていた教材や勉強法、1~2階レベルが下の内容の教材をある程度混ぜることをオススメします。
他の人がどうやっているか情報を集めるべし
また、「こんなことをやってみたいけれどどうやって勉強したらいいのだろう?」とこともあると思います。
私の目標の1つとして「医学英語論文をスラスラ読めるようになって、自分のデータベースを作りたい」というものがありますが、まだまだ医学英語論文学習については初心者もいいところです。
そこで、まずは先人がどうやって英語論文を学習しているかという情報を集めて自分に合う勉強法や、指導医の先生方の視点、おすすめの文献入手法などを調べました。
調べる前の私は「論文って最初から最後まで読まないとダメなんだろうなあ」と漠然と思っていましたが、多くの先生はまずはabstract(要約の段落)を読むクセを付けようと主張されていて肩の力が良い意味で抜けました。
何も勉強法は自分で編み出すものばかりでなくても全く問題ないわけです。参考書や問題集の「本書の使い方」も時として参考になります。快適な勉強のための下準備は怠ってはいけません。
始める勇気も大事だけど、己をチェックする勇気も大事
勉強を始める勇気も大事ですが、自分の勉強状況を常にチェックする必要があります。
英語を生業にしなければならない場合はまた別の話ですが、私のように「英語を勉強していつかこういうことをしたい・こんな人になりたい」と考えている人間は、サボろうと思えばサボれる状況に置かれています。
サボり状態が続いている場合は「なぜ自分がサボっているのか?」ということの分析が必要になってきます。このことについては次月以降に書きましょう。
Marikoの現時点での勉強方針
現時点での私の勉強方針をせっかくなので以下に記しておきます。
目標
・医学英語論文をスラスラ読めるようになって、自分のデータベースを作りたい。
・英語のニュースを字幕なしで理解できるようになりたい。
・ビジネス用の英語を読み書きできるようになりたい。
・英語でプレゼンテーションができるようになりたい。
・日常生活で困らない程度の英語が話せるように、「使えるボキャブラリー」を増やしたい。
計画
・1日1論文のabstractを読んでみる。
・TEDなどの英語動画を探して視聴する。
・ビジネス英語に関する参考書と英語プレゼンテーションについての参考書を購入してまずは読んでみる。
・以前使っていた「リンガメタリカ」「DUO 3.0」をもう一度、まずは1週を心がける
反省方法
・達成度を1日振り返り、できなかった時は理由も記録する。
・2週間ごとに計画を見直す。
・1カ月ごとに成果をまとめる。
それでは、来月以降はこの方針での勉強進行具合や、気づいたことを報告していきます!