いつも読んでくださってありがとうございます。私の勉強についてですが、いわゆる「何もしなくても毎回9割5分5厘超!」みたいな天才型では全くありませんし、かといって逆に「誰よりも血と汗にまみれた努力を惜しまなかった!」という努力型を貫いたか?と言われるとやっぱりそうではなく、ただの某量産系○ク的な、平凡な勉強スタイルが現時点まで続いています。
某MSのような量産型勉強スタイルの医学生
そんな私でも英語は他教科よりも好きだったこともあり、勉強に自分なりの「こだわり」を反映させたり、「心構え」を持って取り組んだりしていました。今回はそのこだわりや心構えを紹介させていただきます。もし読者の誰か一人でもいいので、勉強のお手伝いになれば嬉しいです。
「わからないものを放置しない」
よくわからないなあと思ったら調べましょう。分かる人に聞きましょう。その人が怪しいなあ、他の人の意見を聞きたいなあと思ったら別の人に聞いたらいいのです。私は英作文については、複数の採点官が採点することを想定して、高校の先生2人、ALTのネイティブの先生1人、塾の英語の先生1人の計4人に同じ文章を出してそれぞれから戴いたダメ出しをまとめていたことがあります。ある先生は合格点をつけてくださっても、ある先生はこの点は減点する!ということもあるものです。
英語に関しては、街で見かけるTシャツやカバンのロゴも「どんなにオシャレに見えても和訳が分かるまで買わない」というマイルールもあります。そんなことでも普段から調べるぞ!という気持ちを忘れないことが大事です。今はスマートフォンを持つ人が多いので、昔よりは少なくとも「すぐ調べやすい」時代になっていると思いますし。
※調べた結果、「そ、そんな意味だったとは・・・」と悲しくなってしまったこともありますが(笑)
「将来の自分にはVIP待遇を」
ここでの将来の自分とは、「復習時の自分」です。私は復習より予習が好きだったので、「いかに自分が復習を好きになるか」を意識していました。復習の鍵になるのがノートとなるのですが、このノートが理路整然としすぎていると、どのページも同じに見えてきて嫌になってしまう癖がありました。
私の英語ノートは基本的にぐちゃぐちゃですが、原則見開きで1回分、左上から右下まで隅々まで解読できれば、「その日の授業風邪で休んで予習もできなかった子でもその日どういう授業内容だったか」が分かるように「何でも書く」ようにしていました。見開きに入りきらない分はルーズリーフを使ってページを増設していましたが、今では大手ノート会社から「ノート増設用付箋」が発売されているみたいです。便利になったものです(2回目)
日付以外に「その日を思い出せる要素」を散りばめるべく、先生の小話や好きだった人が授業中に指名された箇所とその正誤、教室にスズメバチが入ってきてハプニングになったことなどが書いてあり、ああ、あの日の授業か!と復習が楽しくなるノートにするよう意識していました。
「自分の性格を最大限に活かして戦略を立てること」
これは学校の実力テストや入学試験や模試での心構えですが、別に大問の何番から解いてもいいのです。私の場合はまず大問の構成を確認して、リスニングが途中で始まる場合は何分後に始まるのかを確認してから、文法・イディオム・発音系の問題をリスニングまでになるべく終わらせる、という戦略をとっていました。読解問題や英作文を解いている際にリスニングが始まると、集中力が切れてしまうのが嫌だったからです。
見直しのタイミングも、自分がどんなミスをしやすいかどうかに併せて、どのタイミングで何回入れるかを決めておくのも戦略の1つだと思います。
「時間は誰にでも平等に刻まれる」
これは高校の時の愛読書だった伊坂幸太郎さんの作品のひとつのキャラの決め台詞ですが、私の好きな言葉の1つです。
試験前日、試験の合間の休み時間10分、必死に勉強します。でも、今日という1日、今日の昼休みに微妙に余った10分をどれだけ大事にできたでしょうか。少なくとも試験が近くにない分、心にも体にも余裕があって、同じかそれ以上に有意義に使えた1日ないし10分だったはずです。でも、意外と頑張り切れない時もあります。
頑張らないといけないのになあ…と思った時に「試験開始○分前の休み時間」を思い出して勉強に臨むと集中力が復活しやすいです。特に英語はスキマ時間に取り組みやすい教材が充実していますし、単語○個、英作文□本、等々、演習量を区切りやすい科目でもあります。ぜひ、「何気なく過ごしてしまう微妙な時間」を「必死に英語を勉強する時間」に変えてみてはいかがでしょうか。