英語教師・ばーばらが教える『英検準1級ライティング問題で満点を取る勉強法』
2016年度実施分から実用英語技能検定(英検)で導入されたCSEスコアにより、4技能すべてに等しくスコアが配分されるようになりました。 とくに、スピーキングを除く3技能を測る1次試験では、その突破のためにライティングでいかに高得点を取るかが重要視されるようになってきたのです。 ところが、ライティングの対策はリーディング・リスニングに比べ、後手に回りがち。英文エッセイを書くには時間・労力がかかりますし、そのあとの添削も自分でするとなると悩むことが多いでしょう。 そのうえ、何を・どのようにライティング対策をす ...
【レビュー】実戦編 英作文のトレーニング:国公立および難関私大の入試を突破する得点力を獲得できる
Z会発行の大学入試用英作文参考書です。これ1冊で、国公立・私立難関大学の入試問題レベルまで攻略が可能です。 『実戦編 英作文トレーニング』は、1996年に発行された『実戦編 英作文トレーニングシリーズ』をリニューアルしたものです。 一部例題を最新の入試問題から取り入れたほか、全体を通して表現や語句、レイアウトも見直されました。同シリーズにはほかに『はじめる編』『必修編』『自由英作文編』があります。 大学入試の「英作文力」に問われるもの 使える英語を身につけるという旗印のもと、従来の「読む・聞く」に加え、「 ...
【レビュー】即戦力がつく英文ライティング:正しい英文を書くだけでなく論理的な文章を作成するマクロな視点を重視
『即戦力がつく英文ライティング』は、単に「正しい英文を書く」ことにとどまらず、「論理的に長文を書く」ことまでをマスターすることを目的とした英作文の教材です。 「論理的な長文」とはいえ、英作文が苦手な方が学習を進めることにもきちんと対応しています。なお、著者の日向清人氏は、NHKビジネス英会話の講師でもあり、慶応大学で英語の教鞭をとっていたこともあります。 英作文の要点をミクロからマクロまで丁寧に解説 構成は3部に分かれており、第1部が1文単位での英作文、第2部がパラグラフ単位での構成、第3部が長文単位での ...
【レビュー】京大入試に学ぶ和文英訳の技術:京都大学の過去問を題材として大学受験最高レベルの和文英訳技術を磨く
京都大学入学試験の英語にて問われる、「和文英訳」をどのように解くかということに焦点をしぼった最難関系の英作文参考書です。 癖が強い和文英訳も、もう怖くない! 京都大学の和文英訳の大問では癖の強い問題が毎年出題されるため、この分野が得意か不得意かで点数に大きく差がつきやすいと言われています。 ただ、難しすぎるがために、イマイチ学習方法が分からないまま過去問を解いたところで模範解答を写して無理やり納得して次にいきやすいのも事実です。本書では京大の和文英訳を丁寧に解説し「次に、ひいては本番に出会った時にどうすれ ...
【レビュー】新・基本英文700選:大学受験レベルの英作文はこれで完璧?
『新・基本英文700選』は駿台受験シリーズの中の一冊で、昔の受験生によく使われていた参考書です。大学入試を見据え、基本例文をベースに英語力養成にアプローチすることを目的としています。 『新・基本英文700選』は質実剛健な駿台文庫の例文集 硬派な大手予備校である駿台の色が濃く表れた例文集です。大学受験に必要な語彙や文法を取りこぼすことなく、和文英訳や英作文の基礎力を培うことができます。 駿台文庫らしくシンプルなレイアウトが特徴で、自学自習の際に自分なりに書き込みなどがしやすいです。 シンプルなレイアウトが特 ...
翻訳者・堂本秋次の『日英翻訳の仕事をするためのライティング勉強法』
日英翻訳を仕事としようと考えたとき、大きな障害となるのは恐らく、英語で文章を書かねばならない、というところでしょう。ライティングとスピーキングは多くの人が苦手であるとしている技能分野でもありますが、これを伸ばしていく方法は何か無いのでしょうか。以下、あくまで個人的な所感ではありますが、そのヒントのようなものを共有させて頂ければと思います。 まずは英文を書くことに慣れる 日常的に英語で文章を書かなくてはいけない、という人はあまり多くないかもしれません。そのため、まずは英語で文章を書く習慣を付ける必要がありま ...
【レビュー】竹岡広信の英作文が面白いほどかける本:「英作文の鬼」竹岡広信氏による英作文の指南書
『竹岡広信の英作文が面白いほどかける本』は、大学入試問題を題材とした英作文の参考書です。「ドラゴン・イングリッシュ」でおなじみの竹岡広信氏の長年にわたる指導歴から編み出された、有益な学習素材が豊富に提供されています。 『竹岡広信の英作文が面白いほどかける本』の紙面構成 大学入試の英作文問題を解くうえで必要な60の「原則」と67の「頻出表現」を扱っています。本編の解説は要点が絞られており、すっきりとした紙面構成です。読み手のアクセスのよさを考え、各Lectureの類題解答は別冊子にあります。 大学入試の英作 ...
【レビュー】英検1級 英作文問題:英検1級の1次試験を突破するための鍵を握る「英作文問題」のトレーニングができる学習書
英検1級筆記試験において、厳しいハードルのひとつと言われる英作文問題。その攻略法を具体的・実践的に学べる参考書です。2次試験対策としても利用できます。 英検1級試験における英作文 英検1級の1次試験(筆記)について、2016年度第1回検定から、出題形式および配点の基準が一部変更されました。 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/2016renewal.html https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/2016scoring_w_info.htm ...
英語講師・Kanaが教える『英検1級に合格するための英作文の勉強法』
英検1級試験における英作文とは 英検1級・1次試験において、英作文は大問の4として課されます。与えられたトピックに対し、3つの理由をあげて自分の主張を述べるという内容です。序論・本論・結論という構成で、200~240語と字数の指定があります。 上記の出題形式は、2016年度第1回検定以降のものです。それ以前との大きな違いは、まず、「200語程度」とされていた語数の範囲が明確に規定されたこと、そして、内容として触れるよう指定されていた、「POINTS」というキーワードがなくなったことがあげられます。古い参考 ...
翻訳者・堂本秋次が教える『英作文を自習で上達させる方法』
自学自習で英作文を上達させるのは難しいと感じることもあるでしょう。通常、英作文(に限らず、あらゆる作文)を上達させるには、誰か第三者にそれを読んでもらい、添削を行ってもらうのが最も効果的だからです。 自分で英作文を学ぼうとして自分で自分の文章を読んでも、自分の間違いに自分で気付くことができないのではないか、と考える人も多いのではないでしょうか。ここでは、どうすれば自学自習で英作文を上達させられるかについて考えてみましょう。 何よりもまずは文法力 英語を書く能力は、読む、聞く、話すに加えて非常に高いスキルを ...